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【Webマーケ初級】SEOの最重要概念「Googleが掲げる10の真実」を現役コンテンツマーケターが徹底解説

【Webマーケ初級】SEOの最重要概念「Googleが掲げる10の真実」を現役コンテンツマーケターが徹底解説
よしゆき
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Webサイトに関わる誰もが知らなくてはいけないGoogleの基本となる姿勢や価値観が「Googleが掲げる10の真実」だ。

多くの場合、SEOの基準として語られるが、本質的には間違いである。

あくまでGoogleという企業がサービス展開していくうえで重要にしている会社方針であって回り回って検索システムに反映されていると考えるのが正しい。

普通に考えてもらえば分かるが、Googleのサービス検索エンジンだけでなく、GmailやYouTube、Googleマップ、Googleドライブなど様々なサービスを展開している。

そもそもSEOだけに限定して考える方がおかしいのだ。

まずは、この前提があればGoogleの基本方針がSEO以外の様々な場面で活かされているのがみえてくるだろう。

SEOがよく理解できていないという方はこちらの記事を先にチェック⇒【Webマーケ初級】SEOとは?サイト運営の基礎から展望まで|現役マーケターがわかりやすく解説

本記事では、Googleの基本方針である「Googleが掲げる10の真実」をひも解き、SEOへ落とし込んでいくための視点を解説していく。

検索市場におけるGoogleのシェア率と動向

言わずもがなではあるが、現在のSEOの基準はGoogleである。

Googleは現在の検索市場のトップシェアであり、それも他社を抑えつけて圧倒的な位置にいるからだ。

検索エンジン市場のシェアは以下のような割合となっている。

ランキング検索エンジン名シェア率
1位Google91.47%
2位Bing3.42%
3位YANDEX1.78%
4位Yahoo!1.1%
5位Baidu0.83%
世界における検索エンジンのシェア率(2024年1月)

上記は世界市場での割合だが、日本市場の場合は以下のようになっている。

ランキング検索エンジン名シェア率
1位Google77.99%
2位Yahoo!12.55%
3位Bing8.1%
4位DuckDuckGo0.31%
5位YANDEX0.31%
日本における検索エンジンのシェア率(2024年1月)

Yahoo!はGoogleの検索エンジンをベースに作られているため、実質は9割がGoogleが占めていることになる。

ただ、Yahoo!とGoogleの契約が2025年3月末に終了となり、BingまたはNAVER(LINEを運営する会社)に切り替えを検討しているため、今後の動向が注目されている。

また、BingはGPT-4をベースとしたCopilotというサービスを検索エンジンの載せてシェア率グッと伸ばしている。(Microsoft Copilotの初搭載時には100万人増加したとも)

とはいえ、日本市場でも今後もGoogleは7割以上のシェア率は維持すると思われるためGoogleの基本方針が重要な指標であることには変わりがない。

Googleの企業方針「Googleが掲げる10の真実」

Webサイトに携わるものが最低限おさえておかなければならない概念として「Googleが掲げる10の真実」がある。

「Googleが掲げる10の真実」はGoogleが社内ならびに社外へ向けて姿勢や取り組みについて示した方針だ。

つまり、Googleがサービス展開したり、企業として社員に求める方向性がここから分かるということになる。

「Googleが掲げる10の真実」が定められたのは会社設立後、3年のことで時代に合わせて度々修正が加えられていまの形となっている。

Webの構造上、サイトを作っても検索エンジンに認知されなければ、SNSなどのほかの媒体を使って自分のサイトに流入させないと残念ながら基本的に見られることはない。

前項でも話したが、検索市場のトップ走るGoogleについて理解しておく必要があるということだ。

結果としてSEOとして「Googleが掲げる10の真実」からGoogleの今後の展開を予想して同じビジョンを共有しておく必要がある。

立場が変われば「Googleが掲げる10の真実」の捉え方が変わり、Webサイトに関わるものであればSEOとして活かしているというのが実態だ。

「Googleが掲げる10の真実」を理解するうえで最も重要なのは今後の展開を予想するためにあるということだ。

Googleが掲げる10の真実から捉えるべきこと

では、我々がWebマーケターやWebサイトの制作者であるという視点で「Googleが掲げる10の真実」が意味するものを見ていく。

Googleが掲げる10の真実の内容

以下、Google が掲げる 10 の事実からの引用となる。少し長いがスルーせずにすべて読むことをおすすめする。

1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。

Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えてきました。新しいウェブブラウザを開発するときも、ホームページの外観に手を加えるときも、Google 内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。Google のホームページはインターフェースが明快で、ページが瞬時に読み込まれます。金銭と引き換えに検索結果の順位を操作することは一切ありません。広告は、広告であることを明記したうえで、関連性の高い情報を邪魔にならない形で提示します。新しいツールやアプリケーションを開発するときも、もっと違う作りならよかったのに、という思いをユーザーに抱かせない、完成度の高いデザインを目指しています。

2. 1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。

Google は検索を行う会社です。検索に関する問題を解決することだけに焦点を置いた世界最大級の研究グループを有している Google は、自分たちが何を得意としているのか、どうすればより良くできるのかを知っています。複雑な問題も反復に反復を重ねて解決し、すでに膨大なユーザーが情報をすばやくシームレスに検索できているサービスに対しても、絶え間ない改善を続けています。検索分野で培った技術は、Gmail、Google マップなどの新しいサービスにも応用されています。Google は、これまで未開拓だった他の分野でも検索技術を活用し、ユーザーがさらに多くの情報にアクセスし利用できるようにすることを目指しています。

3. 遅いより速いほうがいい。

Google は、ユーザーの貴重な時間を無駄にしないよう、必要とする情報をウェブ検索で瞬時に提供したいと考えています。自社のウェブサイトにユーザーが留まる時間をできるだけ短くすることを目標にしている会社は、世界中でもおそらく Google だけでしょう。Google は、Google のサイトのページから余計なビットやバイトを削ぎ落とし、サーバー環境の効率を向上させることで、自己の持つスピード記録を何度も塗り替えてきました。検索結果の平均応答時間は 1 秒足らずです。Google が新しいサービスをリリースするときは、常にスピードを念頭に置いています。モバイルアプリをリリースするときも、新時代のウェブにふさわしい高速ブラウザの Google Chrome をリリースするときも同じです。今後も、さらなるスピードアップを目指して取り組みを続けていきます。

4. ウェブ上の民主主義は機能する。

Google 検索が成果を出し続けている理由は、何百万人ものユーザーがウェブサイトに張ったリンクを参考に、どのサイトが価値のあるコンテンツを提供しているかを判断しているためです。Google では、200 以上の基準と、PageRank™ アルゴリズムをはじめとするさまざまな技術を使用して、各ウェブページの重要性を評価しています。特許を取得した PageRank のアルゴリズムでは、ページ間のリンクを「投票」と解釈し、どのサイトが他のページから最も良い情報源として投票されているかを分析します。この手法なら、新しいサイトが増えるたびに情報源と投票数が増えるため、ウェブが拡大するにつれて効果も高まります。また Google は、オープンソース ソフトウェア開発にも力を入れており、多くのプログラマーの力の結集によって技術革新が進んでいます。

5. 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。

世界はますますモバイル化し、いつどこにいても必要な情報にアクセスできることが求められています。Google は、モバイル サービスの新技術を開発し、新たなソリューションを提供しています。スマートフォンで、メールやカレンダーの予定を確認したり、動画を見たり、そしてもちろん Google 検索にさまざまな方法でアクセスしたり、世界中の人々が多様なタスクをスマートフォンで行えるよう取り組みを行っています。また、Android をオープンソースのモバイル プラットフォームとして無料で公開し、世界中のモバイル ユーザーのために、さらなるイノベーションを促進したいと考えています。Android は、インターネットを形作ったオープン性をモバイルの世界にもたらします。ユーザーにより多くの選択肢や革新的な新しいモバイル体験を提供するだけでなく、携帯通信会社、メーカー、デベロッパーにも収益の機会をもたらします。

6. 悪事を働かなくてもお金は稼げる。

Google は営利企業です。企業に検索テクノロジーを提供することと、Google やその他のウェブサイトの広告スペースを販売することで収益を得ています。世界中の数多くの広告主が Google 広告を利用して商品を宣伝しており、また数多くのパブリッシャーが Google の AdSense プログラムを利用して、サイトのコンテンツに関連する広告を配信しています。広告主かどうかにかかわらず、すべてのユーザーに最適なサービスを提供するため、Google では広告プログラムとその実践について、次のような基本理念を掲げています。

  • 検索結果ページには、その内容と関連性のない広告の掲載は認めません。Google は、広告というものはユーザーが必要としている情報と関連性がある場合にのみ役立つと考えています。そのため、検索結果ページに広告がまったく表示されない場合もあります。
  • 派手な広告でなくても効果は上げられると Google は考えています。ポップアップ広告は、コンテンツ閲覧の妨げになるため、Google では許可していません。Google は、閲覧しているユーザーに関連性のあるテキスト広告のほうが、ランダムに掲載される広告よりずっとクリック率が高いことに着目しました。企業の規模に関係なく、あらゆる広告主がこのターゲット広告を利用できます。
  • Google が掲載する広告は、「スポンサー リンク」として常に明示されるため、検索結果の完全性が損なわれることはありません。Google が検索結果の順位を操作してパートナー サイトの順位を上げることはありません。また、PageRank をお金で買うこともできません。Google のユーザーは Google の客観性を信頼しています。短期的な収益のために、その信頼を損なうことは決してしません。

7. 世の中にはまだまだ情報があふれている。

Google が他のどの検索サービスよりも多くの HTML ページのインデックス登録に成功した後、Google のエンジニアたちは次に、簡単には検索できない情報に目を向けました。その一部は、電話番号や住所検索、ビジネス ディレクトリなどで、新しいデータベースを検索に統合するだけで、検索が可能になりました。しかし、中にはもっと工夫が必要なものもありました。たとえば、ニュース アーカイブ、特許、学術誌、数十億枚の画像や数百万冊の書籍を検索する機能です。Google の研究者たちは、今後も世界中のあらゆる情報を検索ユーザーに提供するために開発を続けていきます。

8. 情報のニーズはすべての国境を越える。

Google の創業地はカリフォルニアですが、目標は、全世界のユーザーにあらゆる言語で情報へのアクセスを提供することです。そのため、60 以上の国にオフィスを構え、180 を超えるインターネット ドメインを有し、検索結果の半分以上を米国外のユーザーに提供しています。Google の検索インターフェースは 130 を超える言語で利用でき、検索結果を自国語のコンテンツのみに制限できる機能もあります。さらに、その他のアプリケーションやサービスについても、できるだけ多くの言語と利用しやすいフォーマットで提供することを目標としています。Google の翻訳ツールを使用すれば、自分の知らない言語で書かれた地球の反対側のコンテンツも読むことができます。こうしたツールやボランティア翻訳者の力を借りて、Google は、サービスの種類と品質を大幅に向上させ、世界の最も遠く離れた地域でもサービスを提供できようになりました。

9. スーツを着なくても真剣に仕事はできる。

Google の創設者たちは、仕事は挑戦に満ちていなければならない、そして挑戦は楽しくなければならないという考えに基づき、Google を設立しました。適切な企業文化があると、創造的で優秀な成果を生み出しやすくなると Google は考えています。企業文化とは、ラバランプやバランスボールのことだけではありません。最終的には会社全体の成功につながる、チームで目標を達成することや、個人の業績に対する誇りを重視しています。Google は社員を厚く信頼しています。Google の社員たちはさまざまなバックグラウンドを持ち、エネルギーと情熱をほとばしらせながら、仕事、遊び、人生に独創的にアプローチしています。Google の社風はカジュアルかもしれませんが、カフェの列やチーム ミーティング、ジムなどでアイデアが生まれると、またたく間に意見交換が進み、試行錯誤を経て、形になります。こうしたアイデアが、世界展開を視野に入れた新しいプロジェクトの出発点になることもあるのです。

10. 「すばらしい」では足りない。

Google にとって、何かに優れているということは、ゴールではなく、出発点にすぎません。Google では、まだ達成できないとわかっていることを目標に設定します。そうすることで、目標達成に向けて全力を尽くし、期待以上の成果を残せるからです。Google は技術革新を繰り返し、うまく機能しているサービスに対しても、期待を上回る改良を加えていきます。たとえば、正しいスペルの単語を入力したときに正常に検索されるのを見たあるエンジニアは、スペルが間違っているときの処理方法について改善の余地を見出し、これが直感的でより有用なスペル チェッカーの開発につながりました。

ユーザーが、自分が何を見つけたいのか正確にわかっていない場合でも、Google がユーザーに代わって、ウェブで答えを探します。Google は、全世界のユーザーがまだ意識していないニーズを予測し、新たなスタンダードとなるプロダクトやサービスを作り出しています。たとえば Gmail をリリースしたときは、当時のどのメールサービスよりも多くの保存容量を提供しました。今考えると当たり前のサービスですが、そう思えるのは、現在 Google のメール容量が新たなスタンダードになっているからです。Google は、このような変化をもたらすことを目指しており、変化を生み出せる新たな場所を常に探しています。つまり、現状に満足しないことが Google のすべての原動力となっているのです。

すべて流さずに読み終わっただろうか?ここからも検索エンジンだけではなく、全てのサービスに共通して書かれているのが分かるのではないだろうか。

Googleが掲げる10の事実が意味すること

冒頭でも話が、視点が変われば捉え方が変わるためGoogleが掲げる10の真実についてどのように捉えるかは個人の自由であり、その方向性について議論するつもりはない。

なんならそれがWebサイトの結果に繋がっていくことになるため、私としては大いに勝手に方向性を誤ってくれれば儲けものだ。

私自身は以下のようにGoogleが掲げる10の真実について捉えている。

Googleが掲げる10の真実の解釈
Googleが掲げる10の真実の解釈

Googleが掲げる10の真実から私がSEOについて読み取った内容を端的にいえば、とにかくユーザーファーストで役立つコンテンツを作ることである。

Google検索というサービスが人の役に立たなくなった時に、サービスの存在価値はなくなってしまう。

もし、検索結果が詐欺商材ばかりで溢れていたらどうだろうか?検索したのに知りたいことが得られなかったらどうだろうか?得られるものが「へー」という感想だけだったらどうだろうか?

そこに価値は生まれない。下手をすればマイナスだ。

Googleが営利企業として存続するために最も重要に感じるのは、結局のところGoogle検索のユーザーがどのように感じるかだ。

我々はそのことに重点をおいてWebサイトを作っていく必要がある。

「Googleが掲げる10の真実=SEO」ではなく、「Googleが掲げる10の真実⇒ユーザーファースト⇒SEO」である。

我々はGoogleとステークホルダーの関係にある

さて、熱く語ったところではあるが、我々は検索エンジンを通してユーザーと接点を持たなくてはならない。

Googleが思うユーザーファーストはGoogleが掲げる10の真実であり、Googleは検索エンジンを通じてユーザーと設定を持っている。

我々は検索エンジンを接点にGoogleと協業して、一緒にGoogle検索を盛り上げようという立場にあるということになる。

少し言い回しが複雑に感じるだろうから以下に図解した。

我々はGoogleとステークホルダーの関係
我々はGoogleとステークホルダーの関係

画像では企業と書いてあるが、個人でも同じことだ。

我々はGoogle検索というサービスを利用して、Googleからお金を貰う場合もあるし、Googleにお金を支払う場合もある、はたまたGoogle検索を通じてユーザーにサービスを提供するという奇妙な関係性だ。

Google側からすれば顧客であり、クライアントであり、1ユーザーでもある。

SEOという観点は我々とGoogleは協業者であることを指している。

ここまでかみ砕けば、Googleが抱える顧客に対して、ぜひ提供したいと思うWebサイトがランキング形式で並べられるのも理解だろう。

Googleが良いと思うものを提供するのがSEOの立ち位置になる。

SEOの究極はGoogleが新しいと感じユーザーに役立つことである

SEOは簡単にいえば、GoogleがWebに求める最低限のレベルを担保するために設けた指標である。

検索意図を満たしましょう」これは逆にいえば当たり前のことだ。

そしてキーワードは検索意図を満たすための指標であり、テクニカルSEOもGoogleがまだ克服できていない技術的な課題を助けるために過ぎない。

まだ、その点において機械的な指標を設けざるを得ない技術的な課題なだけである。

SEOとして必要な要件をすべて満たした状態が「すばらしい」の状態であれば、足りていないことはGoogleが掲げる10の真実にも書かれていることだ。

極論をいえば「すばらしい」を越えていけるWebサイトが本当の意味で求められることではないだろうか?

私的な話にはなるが、事実「これはすばらしいを越えたんじゃないか?」と感じたようなコンテンツを制作した時は最初は評価されなくてもアップデート後、じわじわと後から順位上昇し、1位を獲得した経験は何度もある。

むしろ、コンテンツマーケター冥利に尽きるし、最も楽しい瞬間を提供だ。

SEO界隈ではGoogleのコアシステムアップデートが入るたびに、毎回サイトが落ちた上がったなんて話がでるが、私にとっては「Googleが掲げる10の事実」の実現に一歩近づいたらコンテンツが評価されると思って楽しみにしている。

Googleが掲げる10の事実から現在とのギャップを想像し、展開を予想してユーザーにとって何が良いサイトなのかを考えて作るべきであるというのが私の主張である。

スキル的な課題は後々解決できる。自分にできる最大限を常に越えようと継続していくことが重要だ。

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